10/17の記事に大豆ミート販売が2年連続減少というニューズがあった。
私はなるべくベジタリアンな生活を心がけていて、四つ足の動物は食べないようにしてから1年が経過している。
アメリカに住んでいた時は「ベジタリアン」や「ビーガン」は当たり前の認識をされており、
レストランやスーパーでは植物性代替肉の種類もだんだん増えてきていたし、ビーガン用のチーズ、
バター、ホイップクリームなどもあった。
日本に帰ってきて驚いたのはベジタリアンやビーガンの方が外食したりスーパーで買い物したりするのにとても不便だということを実感した。
今回はこの状況について、市場動向と今後の展望を分析してみた。
市場縮小の背景
まずは市場縮小の背景を考える。記事でも述べていたが
1.消費者の関心の低さ
- 新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着き、健康志向がひと段落した
- 新しさや珍しさが薄れ、リピート購入につながっていない
2.価格の問題
- 従来の食肉と比べて依然として高価格
- 原材料費の高騰により、さらなる値上げの可能性
3.味や食感の課題
- 本物の肉との差異が依然として大きい
- 調理方法によっては満足度が低下
私もこれが一番だと思う。何度か試したけどやっぱり美味しくない。高いのに美味しくなかったらあえて買おうとはやっぱりしないよね。
今後の展望
以下の記事に書いたのですが世界的にはビーガン人口は若者の意識の変化や環境問題、食糧問題から増える傾向にあると言われています。
日本のビーガン人口も【23年1月】日本のベジタリアン・ヴィーガン・フレキシタリアン人口調査によると微増ではあるが上昇傾向にあるという。
また、同調査で「フレキシタリアン」(週に1日以上、意識的に動物性食品を減らす食生活を送る人)の割合も調べられています。2023年1月時点で、フレキシタリアンは全体の19.9%に達し、2021年12月の16.8%から3.1%ポイント上昇しています。
>ビーガンとは何?という記事はこちらから
↓ ↓ ↓
アメリカの代替肉
ビヨンド・ミートとインポッシブル・フーズは、アメリカの代替肉市場を牽引する二大企業です。スーパーやレストラン、ファストフード店などでもこの代替肉を利用した食品が売られています。
私も2つの企業の製品は「お肉食べたいな」というときに食べていました。
NEYOND MEAT(ビヨンドミート)
- 主原料:豆プロテイン(エンドウ豆、緑豆、ソラマメなど)
- 肉の赤み:ビート抽出物を使用
- 特徴:ノーソイ、ノーグルテンを強調
ハンバーガー用のお肉、ひき肉、ソーセージ、ステーキ、ミートボール、チキンテンダー、ナゲットなど種類が豊富だし、お肉って出されてもあまりわからないくらい。
でもちょっと独特のにおいが気になる人もいるようです。
IMPOSSIBLE FOODS (インポッシブルフーズ)
- 主原料:大豆タンパク質
- 肉の赤み:レグヘモグロビンを使用
- 特徴:ゼロコレステロール、動物性ホルモンや抗生物質不使用を強調
こちらもハンバーガー用のお肉、ひき肉、ソーセージ、ステーキ、ミートボール、チキンテンダー、ナゲットなど
こちらは臭みがないと言われています。
日本でもぜひ手に入れたい製品です。
おまけ
おまけですが、アメリカに在住されている皆さんにおすすめのお店をご紹介します。
ベジグリルさんです。もっと早くからこのお店を知っていればよかった。。
ここのキムチステーキボールをよく食べてました!!
ぜひお近くの方は行ってみてください!!
そして日本でもこういうお店がもっと増えれば良いなあと思います。
コメント