今やダイエットや筋トレをしている方には常識となっているプロテインですが
「なぜダイエットにプロテインが良いの?」
「なぜ筋トレにはプロテインなの?」
と今更聞くにはちょっと・・・
と思っている方へ、その理由やプロテインの種類と最新のプロテイン情報をお届けします!
プロテインの効果
「プロテイン」は日本語でタンパク質という意味で、タンパク質は身体を作り出すのに重要な栄養素です。
プロテインが筋トレやダイエットに効果的な理由は
- 筋肉の修復と成長を促進
- 代謝を向上させ、脂肪燃焼を助ける
- 空腹感を抑え、過食を防ぐ
これらの理由からトレーニング後の回復を早めたり、筋肉量の増加したい人やダイエットの際に必要な栄養を得られると同時に空腹感を抑えられるという理由で取り入れてられています。
朝の食事の置き換えでプロテインを飲むって人も多いよね!
オーストラリアでは高齢者層が筋肉や骨の強度のために食事以外の方法(プロテインパウダーやドリンク)でプロテインを摂取する人が増えているんだよ。
プロテインの種類
プロテインには様々な種類があり、目的に応じて選択することが重要です。
ホエイプロテイン
- 牛乳に含まれているタンパク質
- どのプロテインよりも吸収が早く、筋肉の修復に最適
筋肉増強が目的であればトレーニング直後(運動後 1 時間以内)の摂取が望ましい
カゼインプロテイン
- ホエイプロテインと同様牛乳に含まれているタンパク質
- ゆっくりと吸収されるため一部のアスリートは就寝前の摂取している
ソイプロテイン
- 大豆を原料とした植物性のタンパク質
- 卵白タンパク質のように中程度の速度で消化され、免疫機能、消化器系の健康、脳機能をサポートするのに役立つ可能性があるグルタミンとアルギニンというアミノ酸を多く含んでいる
- 植物性で乳製品アレルギーの人に適している
- 食物繊維が豊富
えんどう豆(ピーPea)プロテイン
- 植物性タンパク質の中で最も消化性に優れているため、胃が弱く乳製品や大豆を摂取したくない人にとっては良い代替品となる
- ただし、完全なタンパク質でないので他で補う必要がある
Wプロテイン
- 植物性タンパク質と動物性タンパク質を組み合わせたプロテイン(主にホエイプロテインとソイプロテインの混合が多い)
- 大豆や乳の匂いが苦手な方へ
- ソイプロテインの腹持ちの良さとホエイプロテインの体内への吸収力、「いいとこ取り」したい人
- 美容も筋肉も気にしたい人むけ
最新のプロテイントレンド
植物由来タンパク質製品への移行増加
植物性タンパク質製の需要は、健康とサステイナビリティ(持続可能性)の考慮を結び付けている消費者に多い。今後その傾向はますます加速する傾向にある。そのため植物性タンパク質源ソイプロテインに加え、えんどう豆プロテイン(ピープロテイン)など、植物由来のプロテインが注目を集めています。
クリーンラベル
パンデミック後、口に入るものに気にする消費者が増えたため、人工香料や人工着色料など添加物や保存料を含まない商品を選ぶ傾向にある。また原材料の原産地を消費者が商品を選ぶ上で重要な要素となっている
プロテインスナック
子供が成長に必要な十分なタンパク質と必須栄養素を摂取できるようにするソリューションとしてのプロテイン入りスナックやプロテイン強化ヨーグルトなど、手軽にプロテインを摂取できる商品が増えるだろう
「美容目的」のプロテイン
近年「タンパク質が健康に不可欠である」という知識を得る人が多くなっているため、従来のトレーニング後の筋肉増強のためのプロテインから、美容に良い成分を追加することでプロテインマーケットの拡大が見られています。
例えば、コラーゲンベースのプロテインパウダーは筋肉増強にはそれほど効果がありませんが、髪や肌に良いと言われているため(まだ効果は明確でないが)、ますます人気のサプリメントになっています。
そのほか、ビタミンCやビタミンD、ビタミンB群を含むプロテインや酵素、鉄、乳酸菌、MCTオイル、麹など女性の美容と健康に必要の栄養素をプラスαしたプロテインも増えています。
プロテインが苦手な人へ新たな選択
飲んだ後の粉っぽさやホエイプロテイン特有の乳感が苦手な人はクリアプロテインという選択肢があります。
クリアプロテインは水や液体に溶かした際に、透き通った見た目で、ドロドロした従来のプロテインが苦手な人にはジュース感覚で飲めるので人気があります。クリアプロテインは主にWPI(ホエイプロテインアイソレート)や加水分解ホエイプロテインを使用し、高タンパク質、低脂質、低糖質を実現しています。
自分にあったプロテインを選ぶポイント
このように種類が豊富だしさまざまなメーカーでプロテインを販売しているので選ぶ際の参考になればと思います。
- 目的の明確化: 筋肉増強、ダイエット、美容、健康維持など、自分の目的を明確にする
- アレルギーの確認: 乳製品や大豆アレルギーがある場合は適切な代替品を選ぶ
- 味の好み: 継続的に摂取するため、自分の好みに合った味を選ぶ
- 品質と安全性: GMP認定工場1で製造されているなど、品質と安全性が保証されているものを選ぶ
- 価格: 長期的に続けられる価格帯のものを選ぶ
- GMP認定工場とは、厚生労働省の「健康食品GMPガイドライン」に基づいて、第三者機関により認定された健康食品の製造工場のことです。 ↩︎
まとめ
いかがでしたか?今やプロテインは筋トレして筋肉をつけるためではなくて美容やダイエット目的でプロテインを摂取する女性が増えてるようです。そしてプロテインの種類も今はとても増えています。まだ、プロテインを摂取してない方でダイエットしようとしている方は試してみるのも良いですね。
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